アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

「五条坂」行きの市電

夢を見た・・・・

それは、京都の市電に乗った夢。
目の前に停まったのは、小型の市電。
コミュニティバス?と言うのか、小型のバスを連想する形。
やや丸みを帯びている。
色は紅殻。
万亭(祇園の一力)の壁を連想した。

 

この市電、
昔、京都駅から西洞院、七條、堀川に沿って上(北)へ、
そして二条城の前を通り、北野に行く、あの(チンチン)電車
よりも小さく、比較対象になり得ないが、残念ながら風情も
無かった。

 

中央にあるドアが開いたが、行き先の掲示がドアの上にあり
見上げても見えない。

「どこ行きですか?」と聞くと、車掌が「五条坂です」。
「まっすぐ東山通りを行ってしまいます。おかしいですやろ。
曲がりませんよ」と言う。


二つのことを考えた。

一つは、
ここはどこかなと。右折出来るのは四条通しか無い。
だから、ここは熊野神社あたりかな。
百万遍ほど上(北)では無い様だし。
(覚めてから考えれば、百万遍今出川通りから東山通に
曲がる電車が一時的にあった様な気もする。良く解らない
が宝ヶ池の競輪場行きは百万遍で?かも知れない。
田中で京福電車の軌道に入ったのは、確かな筈)


二つ目は、まっすぐ行くのはおかしくないぞ。
東山通りを七條まで行き右折、京都駅に行く6番が有ったぞ。
この車掌、若うて、知らへんのかな。

むしろ、本当におかしいのは「五条坂行き」と言う事。
清水(寺)、大谷(西大谷)等には行けるけど、その先の学校に
通学するには??
その様な事も考えた。

 

この夢、一体何を意味しているのだろう?
調べないままに、感覚だけで記せば・・・・・
京都の地名が、適当に、安易に変更されていくことに、違和感を
感じているのも原因か。

例えば、「五条坂」 -これは今は「東山五条」
    「熊野神社(前)」 -これは多分「東山丸太町」
地名の変更は、従来の地名では差別的な連想をさせてしまう
事が有る場合に、これを避ける為に変更した事例は承知して居る。
けれど、私には、安易に機械的に変更されていると見受けられる
場合も多い。


この夢の意味するもの、もう一つは
根底に、京都に対する郷愁が有るのかも知れない。
京都を捨てた訳では無い。
ただ、京都人の表と裏の使い分け。
これから、逃れたかったのも事実。
そして今、
関東の無国籍(批判が沸騰しそう)的、気軽さも捨てがたい。


変な夢・・・・内容は市電、地名、それとも??
私にも解らない。