演奏活動の楽しみ
最近、特に、切実に室内楽を楽しみたいと思う。
「t&b」は一昨年、バロック、古典派のトリオ・ソナタを
演奏しようと立ち上げた。
この形式にしたのは、単純にViolaの演奏者に候補者が
居なかったからだが・・・・・
バロックのトリオソナタを演奏したかった私にとっては、
これ幸いというスタート。
「t&b」参加メンバーは、それぞれオーケストラの経験者。
それも長年の経験者。
各々が大人数の賑やかな演奏集団から卒業し、少人数での
室内楽を楽しもうと意見が一致。
その上でのスタートだった。
だから、
各人が、別途に活動して居る演奏活動を各々が減らし、
この集まりを中心にして楽しもう。
その様な話し合いもした。
然し、少しずつ状況が変わり始めたのは・・・・・
丁度、1年前に初めての演奏会を開いたが、この時参加して
居たチェロメンバー(3人)の内、一人は遠隔地、一人は体力的
な理由で退団。
代わって、我々のメンバーの一人とカルテットも組んでいる
チェリストが加入を希望したので、この人を新たに迎え2名で
新たなスタートを切った。この頃から・・・・
このチェロ奏者だけが、オーケストラに所属し、他での
定期的な弦楽合奏団にも所属している。
これらは、毎週一度の練習。
すると、練習曜日の限定、練習回数の制限などの対象は我々の
活動にしわ寄せされる。
こちらの活動が不活発に。
私は、自分自身が怠慢だと言う話しでもあるが、様々な意欲が失せた
のは事実。
設立時の参加者の思いであった、「t&b」を音楽活動の中心にと
言う計画は、遠くへ。
何度か記したが、2月1日のミニ・ボランティア演奏会に呼ばれ
ている。
これを終えた後、話し合いが必要だと考えて居る。
私は、
他に、2,3の月1回程度の集まりが有り、参加することが
出来るが、折角設立した集まりが、中途半端に立ち消えになる
のは寂しい。
この様な話しは、演奏団体では良くある事例だが。
何はともあれ、私は、少人数の室内楽を楽しみたい。