アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

所属意識の濃淡

何度かブログで触れているが、最近、私の音楽活動の核に出来る集まりを
探している。


音楽は、そもそも一人でも出来るが、やはり合奏は楽しい。
だから「集まり」を求める。
例えば、弦楽四重奏やトリオなど少人数のアンサンブルを含め、このブログで
記している様な小規模のアンサンブル、もう少し大きな室内合奏団、或いは
オーケストラ。
概ね、演奏者は、これらの一つ或いは複数に所属して音楽を楽しんでいる。
大きなオーケストラと極く少人数での弦楽四重奏などを両立させている場合は、
内容の隔たり故に、両者への熱中度に差異はあまりないとしても、
通常は、複数の集まりに所属していると、それぞれの集まりに対して、
所属意識の濃淡が出てくる。

 

私は、オーケストラにはもう興味を無くした。
だから、室内楽に集中したいと思い、このt&b設立にも関わった。
所属意識の濃淡で言えば「思い切り濃い」思いで、加わった。
折角始めるのだからと、所属していた他の複数のアンサンブルに対する
意識度合いを「淡」にして、この集まりに思いを置いた。
けれども、残念ながら、特に最近の1年程で、「この集まりの魅力」が失せ
始めて来たような状況を来している。
やはり、その典型例が、練習回数を月に3回に戻したいと言う意見に対し、
今後も2回でと決定した事だろう。
2か3かの結果もだが、その決定過程から見えてくるのは、各人の所属意識
の濃淡差。

小編成の集まりでは、意識の濃淡差があると、演奏面を含めて加重的に結果に
表れてしまう。


これらは、集まりの「魅力度」の問題だと言い換えることも出来る。
と思う。
濃淡が個々の内心の問題であるのに対し、魅力度は集まり全体の問題、
例えば、雰囲気、曲目の選択、相互の技術度、音楽性等々が相互に絡み合って、
形成するものだろう。
何れにしても、現時点では
全員が「濃」集団であれば、互いに「魅力度アップ」が計れるのであろうが、
「濃淡混じっていれば」、一致して「魅力度アップ」を計る事は、難しいだろう。

 

かくして、私はかつて「淡」扱いしたアンサンブルを含めて、新しい「濃」い先
探しを始めるしか無くなって来たようだ。