アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

後輩が訪ねて来てくれた

私の最近の様子を案じて、関西から後輩が来てくれた。

彼は仕事の傍ら、各所でアマチュアとしてチェロを弾いている。

 

そもそもの関わりは、中学校で彼が一年後に入学し、私の
所属していたテニス部に入部した時から。
さらに高校ではテニス部に併せて小編成で活動していた管弦楽
アンサンブルに所属。
その後は大学のオーケストラ、社会人になってからもアマオケ
で共に演奏。

 

私が関西を離れてからは、年に一度の「大学オケのOB/OG合宿」
で2~3日、高校のこれまた「OB/OGアンサンブル会」で会う程度で
ある。

然し、つきあいが永いから、性格も互いに十分によく分かり合っている
間柄。

その彼が、前日、東京での仕事を済ませ、わざわざ一日滞在を
延ばして会いに来てくれた。                                  


今の季節、天候に恵まれず富士山は見えなかったが、三浦半島
西岸をドライブ、色々と話し合った。

各々の最近の音楽活動は勿論だが、若くして逝ってしまった何人かの
メンバーの事も話題になった。
その中には、プロのオーケストラで弾いていた後輩のヴァイオリン弾き。
若年性アルツハイマーになり、そのまま亡くなったクラリネット吹き。
癌で手術を受け、抗癌剤をうって戦っていたフルート吹き。
彼と同級のオーボエ吹きもいる。


彼との歴史が長いから、結構、共通に知っている人物が多い。
とりもなおさず、悲しい事実の数も多くなる。


昔から変わらない、誠実で純粋な青年?
いや、青年と呼べる年代から、遙か昔に卒業しているが・・・・
二人でいると、現実と過ぎた時の経過が混沌として判らなくなって
くる。

距離的に離れ、互いの音信頻度も少なくなっているが、わざわざ
気にして訪問してくれた彼に感謝するのみである。