アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

スプリングソナタ


最近、音楽番組激減だが、
限られた中で、
朝6時からのNHKBSを自動的に録画して、後からチェックをして
の感想。

Violinは、BeethovenとFranckのソナタ演奏回数が、多いように
感じていた。
コストの関係もあり、複数回放映されている事が、影響して居るかも
知れないが。


それは兎も角、
これらのソナタ演奏を視聴して、自分自身、動機が単純だと思いながら、
その中からスプリングソナタを選択、弾いてみた。
ポピュラーであり、これらの曲の中では弾きやすい曲と言えるのだが、
えっ!!という感覚。
結構難しい。本当に久しぶりとはいえ、すんなりと弾けるつもりが、
上手く進まない。
新しい楽譜で
(私の、最近の楽譜買い替え対象楽譜。だから以前の楽譜と異なり
練習時の書き込み皆無)、
当然、編集、監修によるアーティキュレーションの変化もある。

然し、それだけでは無い、自分自身の変化も感じる。
音楽性、そして技術的な面を含めて、変化している自分を感じる。

 

レベルなど考えれば、比較をする事がナンセンス?であることを十分に
承知した上で・・・・・

プロの長老が、長い演奏活動の末に、
Mozartにのめり込み、Bachに集中すると言ったことが、良くある。
長い演奏活動の末に、見えてくるモノ、感じられるモノ、そして表現
したくなるモノ。
演奏者が言わば回帰し、特化していく。
それは「同じ楽譜(固定された楽譜)を前にして、演奏者側が変化」していく
結果である。


私の、つかえつかえの音出しが、
音楽的感性が若干でも、磨かれた上での演奏結果、であれば良いのだが。
暫く、Beethovenの練習をして見るつもりだ。