アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

Duo演奏会を聴いて

水曜日(29日)、「t&b」の練習後。
夜はViolinと Piano の Duo Recital に。

演奏会場は逗子文化プラザ「さざなみホール」
Violin  田澤明子
Piano  飛松利子

曲目 
  Schubert  Violin Sonatine D-Dur D384
  Beethoven  Violin Sonate A-Dur「Kreutzer」

    SoloでPianoは
       Liszt   「愛の夢」 と
           2つの演奏会用練習曲から「小人の踊り」
  
    Solo(無伴奏)でViolinは
       三ヶ田 晋  Largetto

   その他 ポピュラーな小品数曲
     (中国の太鼓、ツィゴイネルワイゼン等)


最初のSchubertは、本人も好きだと言うだけあって良い感じ。
ウイーンの味わい十分と言ったところ。
三ヶ田 晋 のViolin曲は、初めて聴いた。
作曲者本人と話したが、我々アマチュアには難しい曲。
旋律的には難解という訳では無いが、演奏技術としては難しい重音と、
ハーモニクスがちりばめられていた。


二人の演奏は、今までに何度か聴いている。
個人的にも親しく、演奏ぶりなどを可成り知っているつもりだが、
当日はViolinの田澤さんの音色が、つややかに変わったような印象を
第1曲のSchubertで受けた。

使用して居る楽器、弦も知っているが、音色の変化は、本人の演奏
方法とか技術的な面もあろうが、内的な変化であるように思う。

演奏会後の打ち上げに行けば、話せたと思うが、少々疲れも有り帰宅
したので、詳細は分からない。
近日中に連絡をして、話し込んでみたいと思った。


私は「t&b」のミニ・ボランティア演奏会のことで頭に来ていたが、
楽しい演奏会だった。

会場では
これ又親しいプロモーター(海外有名音楽家を呼んでいる)や、暫く
会ってなかった音楽関係者に会い、開演前、休憩時間中、公演終了後
・・・・話が弾んだ。


音楽会は勿論演奏が中心だが、周囲の人達との出会い、会話も重要な
要素である様に思う。


ただ、一つ。私は出しゃばりだから・・・今日も、開演前にスデージ脇
の技術者に、本番中は「照明付きの時計」と「非常口」の表示電源を切る
様に指示してしまった。
(係員は、面倒だな、嫌だなと言う顔をして、対応していた)
最近のホールの技術者は「職人」が居なくなり、みな「サラリーマン」で
一般的なマニュアル通りのことしかやらない。
出来ないと言うのが正しいかも知れないが。
昔の「専門毎に分かれた、頑固な職人」が懐かしい。