アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

「Duo」演奏会と言う呼び方

例えばヴァイオリンと、伴奏のピアノの二人の演奏会が開催された時
その演奏会は「○○○○(ヴァイオリン奏者名)コンサート」と呼ばれる事が多い。
(なお、「コンサート」をリサイタル、演奏会と言ったり、これらは
好みで使い分けられている)
通常は、ピアノは伴奏だから、主たるヴィオリニストの名前を冠に
付ける。

 

では、
昨日記した「デュオ・演奏会」は、演奏者が同じく二人なのに何故
「デュオ」と言うのか?


この使い分け理由は、概ね次の通りだと思う。

伴奏者が、その演奏会に限っては音楽的には伴奏の立場で有っても、
その分野で、秀でた地位に居る場合。
演奏者二人の関係が立場上「同等」である場合。
例えば、世界的に有名なピアニストが、これ又著名なヴァイオリニスト
の伴奏をする場合。
この様な極端な例で無くても、師匠が生徒の伴奏をする演奏会。
音楽学校の同級生の演奏会などの場合に、「デュオ・演奏会」と言う
事が多い。


要するに、演奏上では伴奏であっても、音楽家としては従では無い
事を示し、音楽家としての地位に、甲乙を付けない様に配慮されて、
「デュオ・演奏会」との言い方がされている。


ただ、絶対的な基準が有る訳では無いし、様々なケースが考えられる
と思う。

 

当たり前のこととして、使われて居るが、門外漢にとっては「?」。
この様な事は結構有るのだろう、と、思い記してみた。