アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

確定申告

3年目の3月11日が過ぎると、それは、すっと過去のものとなる。
マスコミの、その引きの早さは良く判っては居るが・・・・
その種の業に関わる連中に対して、何故か「憐れみ」の様な感情さえ浮かぶ。
ファッション、芸能と同様の感覚で、「話題性」が報道決定の根底に有るの
だろう。
現在の報道機関にとっては「社会性」は「話題性」の下位の序列かも知れない。
然し、私は関心を持ち続け、何等かの努力をする意思の強さを、保って
いたいと思う

 


続けての話題としては、不適かとも思いつつ・・・
確定申告の期限が迫っている。

私は、最近何年間かにわたり、2、3の(簡単な)確定申告書作成のお手伝いを
している。
勿論、報酬を受ける事は無く、税理士の仕事を侵すようなことをしていない。

 

税務署は、申告者が「誤って」過少申告をすれば、追徴をし場合によっては
過少申告加算税を賦課して来る。これは、申告者の税務知識の有無、過失を
問わず請求される。
一方
「誤って」過大申告?(税額を多く納めた場合)には、教えてはくれない。
しかも、この場合には自らが気づき、「還付申告」をしなければ、過大に納めた
税金は戻って来ない。

 

他人の確定申告書作成作成手伝いをしたきっかけが有る。
次のようなケースがあり、私のおっちょこちょい精神から、他人の確定申告書の
作成手伝いをすることになった。
それは、有る老夫婦が確定申告書を見せてくれた事が有った。
その申告書に「配偶者控除」としての記入があったが、この方は既に3年前から
「老人控除対象配偶者」だった。
ネットで、今は、国税庁のホームページで申告書が作成出来るようになった
から、機械的な自動処理がされているかも知れないが、控除額が少ないまま
3年が経過していた。
又、ある人は「医療費」の内容が判然としないと言って、適正な申告が出来て
いなかった。
そして、年々少しずつ税制改正(か改悪か知らないが)が行われるから、慣れない
人にとっては面倒な作業でもある。


税務署は、抽出で申告書のチェックして居るのだろうから、適否の判断を漏らす
こともあるだろうし、この方のように年金中心の申告書は、成果が少ないから
チェックしてないのかも知れない。
然し、いずれにしても過剰納税をした場合は、自らが発見をして、「還付申告」を
して取り戻さねばならない。
私の中では、両者の違いは、結構、矛盾に思えている。
パソコンで作成すれば現在は簡単なのだが、個人の収入のことだからその方達の
目の前で、共に作業をして居る。
結構、手間がかかるが・・・おっちょこちょい精神でやっていることだから、
当分は続くだろう。