アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

髭剃り

学生時代を終えて暫くたった頃、常に自動車の助手席に小さな黒い箱を
置いている人と知り合った。
その黒い箱にはドイツ製の「B」社の髭剃り噐が入っていた。
今になって考えてみれば、いくら髭が濃くても、朝に剃れば済むことだから、
自動車に常時髭剃り噐を置いていた理由は、俺は「お洒落だぞ」と言った雰囲気を
出したかっただけかも知れない、と思うが。


それはさておき、
私は、見事に!!その術中に填まって「B」社製の、同じ髭剃り噐を買いに走った。
以降、一度だけ「P」社製の髭剃り噐(3枚刃の回転式)(これはプレゼントで貰った品)を
使ったが感覚的に合わず、その後ずっと「B」社製で通している。
使っている理由は、髭の濃さに合うのと、単に慣れでもある。
ただ、使い始めた頃は製造はドイツ。勿論今は中国。
だから、使い始めた頃は、ドイツらしい、不格好とでも言うか、ごつごつした
「ものつくり感」も気持ちよく感じていた。
そこには、ドイツの工業製品に対する思い込みも少し有り、併せて自動車に常時
載せていた人の影響も有ったかも知れない。

 

ところが、
最近、その「B」社製髭剃り器で、髭剃り負けをするようになった。
人生長く生きて、自慢の面の皮の厚さが・・・・薄くなってしまったのか!!!!
髭剃り器を買い換え、「薄くなった面の皮」を保護する必要が、出てきたのかもと
つまらない悩みが新たに起きている。