一人のバイオリニストが・・・
22日にバイオリニストの、外山滋さんが78才で亡くなったとの報道が
あった。
年令が間違いかな?と思い調べたが、正しい。
私は、一回り違い位の髙年令だと言う感覚で居た。
然し、調べてみれば1935年生まれ。デビューも早くて、NHK交響楽団の
コンサート・マスターには1954年に就任している。
だから、19才!!でコンサート・マスター就任。
併せて、ソロ活動も活発に行っていた。
けれども身体をこわし演奏の一線から退いたと、聞いたことがある。
それが、年令的に早い時期だったから、活動時期のピークが可成り以前に終わって
居たようだ。
その上、師事した先生もモギレフスキーだと聞いていたから、相当な年配者だと
勝手に思い込む原因になっていた。
亡くなったと聞き、改めて生まれが1935年だと知って、そんなに若かった?
のかと少し驚いている。
以前、と言うより、昔。
私の子供時代に彼の、
シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いた事が有る。
京都での演奏会だと思うが、伴奏その他の記憶が無い。
ピタッと端正に立って演奏をしていたという印象だけ、記憶にある。