誰にでも起きる可能性が・・・
27日に47年7ヶ月ぶりに、袴田巌(死刑判決を受け拘置中)氏の再審決定が有り
即日解放された。
確定判決時点でも４５通の自白調書の内、４４通の任意性が否定されて、証拠
不採用となったという。
それでも死刑判決。
証拠は、検察側が捜査機関と一体となり、常に主導権を握っているから、有罪に
持ち込める証拠を絞り込んで裁判に出す。
残りのグレー部分もしくは無罪に繋がりかねない証拠は出さない。
この事件でも、２０１０年に検察側から開示された証拠物件は約６００点
だとのこと。
書き記したいことは、山ほど有るが・・・・・
とても気になったことは・・・・
テレビ画像からの印象だが。
拘置所から釈放されて、自動車に乗るまでの短時間の映像が流れた時。
黄色いシャツと黒っぽいズボン、そして太めの体型、やや左右に揺れながらの歩み。
当然、検察、裁判所に対する怒りは大きいが
然し、先ず何よりもこの人の｢顔の表情｣が気になった！！！
短時間、テレビ、の映像で、しかも素人が軽々しく判断は出来ないが・・・・
私は｢拘禁性の・・・｣と言う単語が浮かんだ。
(その後、報道では認知症が始まっているとも伝えられている)
検察の体面を取り繕う作業がなされないことを、願うしか無い。
