アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

新聞記事を読んで

29日(火)「昭和の日」の毎日新聞(14新版)の「余録」欄の一部を、
下記に記す。

 

「余録」
今日は「昭和の日」である。日本が延び盛りだった時代に生まれ育った
世代としては、「昭和」という言葉の響きに心地良いぬくもりを感じる。
古き良き時代へのノスタルジー(郷愁)だろう

 

と始まる

そして後半には

国民の5人に1人以上は平成の生まれである。バブル経済がはじけた
後に生まれ育った世代は「昭和のノスタルジー」を病むこともなく、新
しい時代を築く主役になるはずだ
ところが、そんな平成世代を巻き込み、過去への回帰を目指す風潮が強
まっているようで気にかかる。殊に自民党憲法改正草案はその趣が色
濃い。「公益」で人権を制約できると解釈でき、古い家制度の復活を思わ
規定も盛り込んでいる。とりわけ国家を優先するということだ
「昭和」がノスタルジーを呼び起こすように、過去の記憶は美化されがち
だ。然し反省のない復古主義は危うい。昭和の時代には、あの大戦もあ
ったのだ。「お国のため」が個々の国民に優先した結果の惨禍であった。
そうした過去にも思いを致す日にしたい。


取り敢えず、記事の転載をした。


今、我々は、
憲法に手をつけ、死の商人の分野にも踏み込む体制を築き、福島原発
収拾が全くつかない現時点で、新たな展開を試みる。その様な政治の元
で生きている。
未来の子供達に、恥じることが無い様にと、ただその事を思う。
或いは、座して「楽観主義」を持ち続けることは、大きな誤りであるのかも
知れない。