アマチュアViolin弾きの「独り言」

~思いついたこと、気になることを自由に、気の向くままに~~<そうして中断です>~

反対56%・・・・

今日の毎日新聞朝刊(東京本社発行14新版)一面トップに、

同社世論調査の結果として

    「集団的自衛権憲法解釈変更 反対56%

    「行使」            反対54% と報道されている。

 

記事によると

          「前回4月の調査では『行使』で限定的をも含めると『認めるべき』

         が半数を超えていた。」

  (設問    1.全面的に認める

       2.限定的に認める

              3.認めるべきではない

                                     で1+2が過半数超)

(然し)

 (今回の設問 1.賛成

        2.反対 )

       「今回の調査で反対が過半数になったのは、限定が効かなくなる

        ことへの懸念が反対に反映されたためとみられる。」

とある。

 

(なお、)「内閣支持率は前回今回共に変わっていない」との事なので、

内閣支持者からの「)反対」意見も増えていると見られる。

 

 

また、

同紙2面「風知草」に山田孝男(編集委員)が「自衛権の論じ方について」

と言う記事を書いている。

その、しめくくりで

    「集団的自衛権を巡る国内の憲法論戦と報道の白熱が、当事者

     たちの思惑を超え、日本の軍事的膨張をめぐる大騒ぎとして

     海外で取りざたされている現状を残念に思う。」

とある。

 

今、一部の政治家がその思惑、思想だけでこの国の歴史を変えようと

している。

それも、きわめて拙速に。

「大騒ぎ」になるのが、他国民に対して恥ずかしいのだろうか?

国民一人一人が、考え、議論する問題で有り、結果として「白熱化」する

ことは、ごく自然で、当然な事象だと思うのだが・・・

 

 

それにつけても、総理大臣のパネルを用いての記者会見、ピントを

ずらし本質から離れ・・・納得する人が居ると思ってるのだろうか。

 

ある人が

「私は(総理大臣と)同じ年代で、同じ教育(憲法とか平和とかについて)を

受けてきた筈なんだけど。 可哀想に彼は何も学べなかったのかな?」 

ため息交じりに言った。